マンU，移籍市場でチェルシーのカンテ獲得へ

マンチェスターユナイテッドが、チェルシーのミッドフィルダー、エンゴロ・カンテの獲得を検討していると、英国内の復数のメディアが報じ始めた。

ポグバ、マティッチが退団するユナイテッドは中盤の補強が必須であり、22/23シーズン終了後にが切れる予定で、フランス代表でもあるカンテの獲得の可能性を検証しているという。

現在31歳で怪我が多いカンテに対し懸念の声もあるが、体調が万全であれば、未だプレミアリーグでベストの選手の1人であるカンテの売却を、現時点でチェルシーが前向きになることはないだろう。

その一方で、チェルシーも新オーナー体制となり、チームの長期的な編成を考える中で、現時点ならカンテは高額で売却ができる選手の1人であるため、売却が検討される可能性もある。

「彼は、我々のとても、とても、とても重要な選手である」といって、カンテを高く評価しているトゥヘルも、ケガが多いカンテに対し、複雑な心境をのべている。

「とても、とても、とても重要な選手は、ピッチにいなければいけない。」

「彼が全ゲームの40％にしか出場していないのに、3位出終わったのはミラクルだよ。」

「彼は、我々にとってのモー・サラで、ファン・ダイクで、デ・ブライネ、ネイマールで、キリアン・エムバペで、「違い」を作れる選手なんだ。そんな選手が40％しか出場できないのは重大なことだよ。」

カンテの故障は、アーセナルと戦った3年前のヨーロッパリーグ決勝にまで遡る。チームは勝利したものの、膝のケガをおして出場したカンテは、彼の重要性を証明しつつも、その後、高い代償を払うことになった。

そもそもあまり出場できていないことや、残り1年となる契約状況をふまえると、前向きでないながら、ユナイテッドから納得できるオファーが届いたらチェルシーが売却に向かう可能性もある。

先述のようにユナイテッドにとって、中盤の補強は最重要課題で、カンテの他に、バルセロナのフランキー・デヨングやウェストハムのデクラン・ライスを狙っているいる。（ライスは、高額すぎるため今シーズンの獲得はないと思われる。）

チェルシーも中盤の見直しを図っているが、どちらかといえば、同じく契約期間が残り1年のジョルジーニョの売却のほうが前向きだと思われている。

ジョルジーニョにはユベントスから関心が寄せられている。

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