[ウェストハム移籍情報]デクラン・ライスがクラブからの総額130億円のオファーを拒否

ウェストハムのミッドフィルダー、デクラン・ライスは現在23歳で、クラブとの契約を2年残しており、クラブ側は1年に契約延長オプションを持っているため、最大で契約期間は2025年となる。

ウェストハムは、チームの中心であるライスに対し、何度が契約延長のオファーをしているが、先日の8年契約総額130億円のオファーもライス側から拒否された。ウェストハムは、契約切れまでまだ時間もあることから、焦らず夏の移籍期間が終了してから再び契約交渉を再開する意向のようだ。

新契約によれば、ライスは23歳にして、週給200,000ポンド(日本円で3,200万円)を受け取ることになり、クラブ史上最高給の選手となる。

ライスは元々チェルシーユースを放出され、14歳でウエストハムに加入、10代でシニアデビュー後はチームの大黒柱として、イングランド代表にも選ばれている。元々ディフェンダーだったが、現在は守備的ミッドフィルダーとして活躍している。

ウェストハムは、ライスを放出する意向はまったくないが、彼が契約延長に応じない場合、2023年の夏になったら売却することになりそうだ。

先日、ウェストハムの監督、デイヴィッド・モイーズは、ライスを売却することはないことを強調した上で、仮に売却するとしたら、1億5,000万ポンド（日本円で240億ほど）になるだろうと述べていた。

ライスには、ポール・ポグバ、ネマニャ・マティッチが退団することになり、ただでさえ薄い中盤の補強が急務となっっているマンチェスターユナイテッドが特に強い関心をもっており、チェルシーの関心も取り沙汰されている。

チェルシーは、ライスが元々サポーターでもあり、ユースに所属していたこともあり、特別な気持ちを持っているとも言われているが、チェルシーは、先日新オーナーが決まったばかりであり、新体制が1億ポンドもの移籍金を用意できるのかは、まだ不透明である。

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