ようやく完全決着へ、チェルシーの買収承認の見込み

チェルシーの売却に関して、売却元であるアブラモビッチと買収先であるトッド・ベーリー側で合意がなされてからイギリス政府が正式な承認をするのかに注目が集まっていた。

今までの流れ

アブラモビッチ側になにかしらの利益が回る限り、イギリス政府が承認することがないと思われていたが、どうやらアブラモビッチ側が42億5千万ポンドの売却に際して、利益を得ないことの法的な保証をイギリス政府にしたようで、1両日の間に承認される見込みが高くなった。

英SKYSPORTSによると、売却による収益はイギリス政府管理下の凍結されている口座に入れられることになる。

これにより、19年に及んだアブラモビッチによるチェルシー支配が終わりを告げることになる。

この間、チェルシーは5回のプレミアリーグ優勝と2回のチャンピオンズリーグ制覇を含む、21のトロフィーを獲得している。

チェルシーは、アブラモビッチに、ロシアのウクライナ侵攻に関連して制裁が課されていたことで、選手獲得や所属選手との契約交渉をすすめることができなくなっていたが、ようやくこれらの動きを正常化させることができる。