イヴァン・ペリシッチがスパーズのオファーを受け入れ、来月インテルとの契約が切れた後に、加入することになった。

ペリシッチは、スパーズ監督アントニオ・コンテが獲得を熱望していた選手で、2年契約での加入となる。

コンテとペリシッチは、セリエAのリーグ優勝をした20/21シーズンにともにインテルに所属していた。来シーズン前に契約が切れるペリシッチはインテルの2年契約のオファーを拒否していた。

ペリシッチにはチェルシーも関心をもっていたが新オーナー問題で揺れており、獲得交渉を行うこともできなかった。

現在33歳のペリシッチは、スパーズ会長のダニエル・リービーが好むタイプの選手ではなかったが、チャンピオンズリーグの出場権を獲得したことで、コンテの要望が叶えられることになった。

コンテは、昨シーズン中、自身の去就を明言してこなかったが、金曜日にトリノで、マネージングダイレクターであるファビオ・パラティッチと会談、来シーズン残留に合意しつつ、自身の移籍プランの保証も求めたようだ。

ペリシッチは、2015年からインテルに所属していたが、コンテのインテル1年目となる19/20シーズンは、バイエルン・ミュンヘンにローン移籍していた。昨シーズンは主力として活躍し、35試合に先発している。またクロアチア代表としても活躍し、2018年ワールドカップの決勝戦にも出場している。

来シーズンにむけて、トッテナムはオーナーのENICから1億5,000万ポンドの増資をうけて、コンテが望む移籍活動がしやすい環境が整ってきており、ペリシッチ以外だと、同じくインテル所属で23歳のディフェンダーであるアレッサンドロ・バストーニやイングランドU-21大ホ湯で、ミドルスブラからノッティンガム・フォレストにローンできているフルバックのジェド・スペンスなどがリストアップされている。

またすでに6月にサウサンプトンとの契約が切れるゴールキーパーのフレイザー・フォースターとの契約で合意されている。

なお、アタランタからローンできていたゴッリーニはローンバックされることになる。

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