[アストン・ヴィラ移籍情報]マルセイユからミッドフィルダーを獲得

アストン・ヴィラは、マルセイユから守備的中ミッドフィルダーのブバカル・カマラを5年契約で獲得した。

カマラは、今シーズンでマルセイユとの契約が切れるため、フリーでの移籍となる。
すでに監督のスティーブン・ジェラードとも面会しており、

「（ジェラードと）家で会った時、アストン・ヴィラは僕と合うと思ったよ。彼らの成功への強い意思は、僕の意思とマッチするんだ。プレシーズンが待ちきれないね」

と語っている。

ジェラードもフランス期待の若手選手を獲得できたことを喜んでいる。

「我々は、自分たちを強くするための明確なプランがあって、ブバカルは、そのプランの重要な一部なんだ」

ビラはすでに、ローンで移籍していたコウチーニョを完全移籍で獲得しており、夏の移籍市場における2人目の獲得となる。

「手が早い」アストン・ヴィラ

アストン・ヴィラは、ダニー・イングスやカラム・チェンバースの時のように、獲得の噂がでてから移籍が決まるまでが早いことで知られており、カマラのケースも情報がでてから、24時間以内に正式な移籍の発表があった。

ただ早いというだけではなく、カマラの獲得に関しては、22歳の若手で、フランス代表に招集されたばかりであり、復数のクラブの関心も取り沙汰される中での、フリーエージェントでの獲得であり、抜け目がないアプローチが目立つ。

カマラは、元々マルセイユのアカデミー出身の22歳だが、すでにクラブで100試合出場経験があり、昨シーズンも主力として活躍し、リーグ2位の原動力となり、チームをチャンピオンズリーグに導いた。

マルセイユはサンパオリ監督の元、高いポゼッションと守備力を誇り、カマラはその中核で守備的ミッドフィルダーと場合によってはセンターバックとして活躍し、フランス、リーグ1でのトップのパス成功率、トップ10のクリア数とミッドフィルダーとしての空中戦の勝率を誇るバランスの取れた選手である。