"僕らのチームはレジェントだよ" 劇的逆転勝利で、ペップが語る | プレミアリーグ専門ニュース「Football Premier」

プレミアリーグ、21/22シーズンはマンチェスター・シティが２位のリバプールに２ポイント差で優勝した。

最終節となった試合、マンチェスター・シティはアストン・ヴィラ相手に苦戦し、後半になっても0-2であり優勝を逃すピンチだったが、試合終了15分前になり怒涛の反撃を開始し、3-2で逆転勝利をおさめ、優勝を決めた。

この試合に負けていたらリバプールの優勝となっていた。

これでグアルディオラはイングランドに来て以来６年間で11度目のトロフィーとなった。

「僕らはレジェントで、選手たちは永遠に記憶される存在だよ！」

「とても難しいことを成し遂げたんだ。サー・アレックス・ファーガソンのマンチェスターユナイテッドが数年前にやったことと同じことを成し遂げたんだ。その凄さを噛み締めてるよ。」

「この国のプレミアリーグで、5シーズンに4回の優勝を成し遂げたんだ。選手たちは、とても、とてもスペシャルだよ」

「ホームで、ファンの前で決められるなんて最高だね。同点になったとき、みんな逆転できると確信したよ。」

「ここに来てから最高の雰囲気だったよ。明日はマンチェスターの通りで、タバコとビールを持って、みんなでお祝いだね。自分のタバコをもっていくから心配しないで。」

シティ、リバプールの両チームは、2チーム合わせてもリーグで5敗しかしておらず、まさに6強から2強に時代がシフトしてしまった感もあるが、グアルディオラもリバプールを讃えている。

「僕たちの成し遂げたことの大きさは、相手の大きさによるんだ。リバプールのようなチームは僕の人生の中でみたことがないよ。」

「リバプールのおかげて、僕らは毎週のように進歩してきたんだ。」

来シーズンについて問われると、

「今は来シーズンのことを語るエネルギーは残ってないよ。」

と答える。

昨年1億ポンドの巨額の移籍金でシティに移籍してきたジャック・グリーリッシュも喜びを爆発させている。

「プレミアリーグのトロフィーを持った時、泣きそうだったよ。」

「人生においても、サッカーにおいてもいろんな瞬間があったけど、今が一番だよ！僕はトロフィーが欲しくてここに来たけど、それが実現できるなんて信じされないよ。

「正直勝てないとおもっていたよ。」

かつてリバプールにも所属していたラヒーム・スターリングもリバプールの重要性を語る。

「リバプールは、偉大な対戦相手だよ。彼らが僕らを限界まで高めてくれるから、僕らもここまでのことを成し遂げられるんだ。」

ウクライナ人のDFオレクサンドル・ジンチェンコは後半に投入され、2ゴール目をアシストするなど試合で重要な役割を果たしたが、試合後、ウクライナ国旗を肩にかけながらピッチで優勝を祝い、その国旗を優勝トロフィーに掛けた。そして祖国を思いながら、想いをかたった。

「忘れられない気持ちだよ。僕にも、ロシア侵攻で苦しむ、すべての人たちにとっても」

「僕はウクライナ人であることに、そしてこのタイトルをウクライアの人々の届けられることを誇りに思うよ。それが僕にって何よりも大事なことなんだ。このような時に彼らが僕にしてくれたことに心から感謝しているよ。一生、決して忘れないよ」

両クラブとも史上最高とも言えるメンバーをそろえた、プレミアリーグ史上、屈指ともいえるハイレベルなデットヒートはマンチェスター・シティの優勝で幕を閉じた。

プレミリーグ順位表