すでに複数回報じられてきたほうにチェルシーの新オーナー問題に関して、ロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーであるトッド・ベーリー率いるコンソーシアムに優先交渉権が与えられていたが、買収契約が合意に達したようだ。
[チェルシーオーナー問題]現オーナーがコメントを発表
チェルシー新オーナー問題に新展開。最悪の場合チェルシーの業務停止も。
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買収総額は、42億5000万ポンド(6,900億円程度)になる
なお、最終的には、プレミアリーグとイギリス政府の承認が必要になる。
オーナーグループの顔としては、トッド・ペーリー氏になるようだが、実際のチェルシーの大株主はアメリカのCleark Capitalという投資会社になる。
ここに至るまでに、入札終了後にイギリス人の億万長者の参入があったり、アブラモビッチ氏が当初放棄するといっていた債務の回収をはかっているなど様々な情報が飛び交ったが、ようやく落ち着く形となった。
プレミアリーグが、これからベーリー氏らオーナーとクラブの上層部を占めるメンバーの適性をテストすることになり、またチェルシーはイギリス政府にライセンス更新の申請を行うことになる。(アブラモビッチへの制裁の影響で、クラブのライセンスは5月31日に切れることになっており、更新しない場合、プレミアリーグもチャンピオンズリーグにも参加できなくなる)
これによって、既存選手との契約交渉や移籍での選手獲得や売却も可能となり、ルディガーを逃したような事態は解消されることになりそうだ。