2019/20シーズンで14位におわったクリスタル・パレス。シーズンの総得点は31点。彼らよりも得点が低かったのは降格したノリッチののみであった。大きな課題を残した攻撃力の補強としてチャンピオンシップ所蔵のQPRから22歳の攻撃的ミッドフィルダーのエベレチ・エゼの獲得を発表した。
契約期間は5年。移籍金は初期1,450万ポンド、最大2,000万ポンドとなり、ロイ・ホジソンが監督になってから最も高額な移籍となった。せストハムや今シーズンプレミアに再昇格したウェストブロミッジも狙っており、争奪戦を制した形だ。
争奪戦にあたって、クリスタル・パレスはエゼに対し、ホジソン下での彼の役割や将来的な計画について提案を行い、それがエゼの決定に大きな影響を及ぼしたようだ。エゼにどこでプレイしてほしいのか、彼らのゴール、何を目指しているのか、エゼがどう彼らのシステムにフィットすると考えているのか等、様々な視点で提案をおこない、そのおかげてエゼ自身がクリスタル・パレスのスタイルにマッチしていると感じ、今回の決断にいたったと語っている。
クリスタル・パレスはその他にも、ウェストブロミッジ所属の19歳の右サイドバックのネーサン・ファーガソンもフリートランスファーで獲得をしている。