前節のアストン・ヴィラ戦で快勝し、トップ4が見えてきたトッテナムに衝撃のニュースが飛び込んできた。
4-0で勝利したアウェイのアストン・ヴィラ戦の前半、マッティー・キャッシュスライディングを受けたマット・ドハーティだが、試合後の検査の結果、内側側副靱帯の破裂と判明、全治3ヶ月となり、プレミアリーグを7試合残すなか、今シーズンでの復帰が絶望となった。
ウルブスから移籍してから存在感を示すことができずに戦力外ともいわれていたドハーティだったが、年明けからパフォーマンスを上げていき、右サイドのウィングバックのレギュラーポジションを確立し、状況に応じて、左サイドのウィングバックとしても存在感を見せていた。
今シーズン、移籍で獲得したエメルソン・ロイヤルが右ウィングバックで、期待された程のパフォーマンスを見せていない現状で、トッテナムの監督、アントニオ・コンテにとって痛い離脱となった。
コンテは、実際、ドハーティーを高く評価しており、ヴィラ戦前の会見で、
"良い例だね"
"マシュー(ドハーティ)は、大きく改善した典型的な選手だよ"
"私が指揮をとり始めた当初、彼はあまりプレイしなかったのを覚えているだろう?それは、彼がプレイするに値しないと考えたからなんだ。"
"でも、彼は懸命に働いて、トレーニング中、常に、自分を進化させようと必死だったよ"
"彼は、強いメンタリティをもっているね。通常、自分がプレイできなくなると、精神的に落ち込むものだけど、彼は自分が強い人間であること、「監督が望むものがやれること、自分が改善し続けていること、自分はプレイしたいんだ」ということを見せてくれているよ。"
"それも、口ではなく、態度とふるまいの中でね。"
"自信をもって良いプレーをしてくれていて、私はとてもハッピーだよ。彼は、みんなの見本のような存在なんだ。"
と称賛を惜しまない存在であった。
一方、FWのハリー・ケインだが、現在2日間の休暇をもらって、オーガスタで開催中のマスターズを観戦しているという。
コンテは、4連勝となったヴィラ戦での快勝ののち、チームに2日間の休暇を与えたため、試合後、計はヴィラ・パークから飛行機上の直行し、そのままゴルフ観戦にむかったという。