ボールを支配するものの、ゴールを決めきれず、少ないチャンスをものにしたブライトンに破れたアーセナル。この敗戦でCL争いの主導権をトッテナムに引き渡すことになった。
この試合まで7試合勝利がなかったブライトンだが、高い組織力を見せ、ボールを奪ってからの効率的な攻撃で、何度もアーセナルを苦しめていた。
そのような流れの中、前半28分にレアンドロ・トロサールが、ゴールライン際からのザンビア代表、エノック・ムウェプのパスをダイレクトに決めてブライトンが先制。アーセナルも前半終了間際に、ガブリエウ・マルティネッリがヘッドでゴールを決めたかに見えたが、VARでオフサイトと判定された。
ブライトンは、その後もボールを支配するアーセナルに対し粘り強く対応していき、後半66分、カイセドからのクロスをムウェプが合わせて2-0とした。その後、アーセナルは必死の攻撃で何度かゴールに迫り、マルティン・ウーデゴールが1点を返すものの、その後は決めきれずに試合終了となった。
この結果、その後に行われたアストン・ヴィラとの試合に4-0で快勝した4位スパーズとの差が3ポイントに広がり、一方のブライトンは、26試合で4勝しかあげていないものの、11位となった。