チャンピオンズリーグとプレミアリーグ降格。お互いがそれぞれの生き残りをかけた、まさに死闘を繰り広げた一戦は、アンソニー・ゴードンのゴールを守りきったエバートンの勝利となった。この勝利で、エバートンは、降格圏の18位バーンリーと4ポイント差をつけた。
両チームともプレイの質は、決して高いものではなかったが、ゲームを通じて高いインテンシティを保った緊張感あふれるゲーム展開であったが、前半27分、ゴードンのシュートがハリー・マグワイアの背中にあたって軌道がずれ、そのままゴールネットを揺らした。
一方のユナイテッドも、前半にマーカス・ラッシュフォードが2本の惜しいシュートを放つも、エバートンのGK、ジョーダン・ピックフォードの好セーブに阻まれた。後半にも決定的な瞬間がおとづれたがクリスティアーノ・ロナウドのシュートをピックフォードが抑え、ゴールを割るには至らなかった。
インテンシティの高さは見せたものの、試合を通じてユナイテッドには決定力がかけており、来季チャンピオンズリーグへの出場は、非常に厳しいものになった。