トッテナムのレジェントで、今シーズンに引退を表明したジャーメイン・デフォーが、スパーズを戦力外となってエバートンに移籍することになったデレ・アリについて、興味深い過去を語った。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督時代、デレ・アリはヨーロッパで最も期待される若手選手の1人であったが、ポチェッティーノの解任と歩調を合わせるかのように、パフォーマンスを落としていき、エバートンに売却されることになった。
移籍先のエバートンでも、十分な活躍をみせることができておらず、現在まででプレミアリーグの先発はわずか1試合にとどまっている。アリが20試合に出場した場合、エバートンには2,000万ポンドの支払い義務が発生するせいか、降格争いをしているにもかかわらず、ここ2試合もベンチにとどまったままになっている。
ほんの数年前の現状を考えると、驚くような変化だが、Sky Sportsでデフォーが語ったところでは、その当時、デレ・アリはレアル・マドリーから強い関心をもたれていたようだ。
"推測の話でなく、アリから直接聞いたんだ。彼いわく、彼のエージェントにレアル・マドリードが直接電話してきたらしいんだよ。これが2,3年前の話なんだよね。レアル・マドリードから関心をもたれていたのに、エバートンにいって、そこでも力を発揮でいていないんだから、何かが間違っているんだよね"