前日の試合で、チャンピオンズリーグ出場権を争うライバルのトッテナムが4位となった状況で、アーセナルにとって4位への復帰を目指した負けられない一戦であったが、思いもよらない3-0の大敗となった。
アーセナルのレジェントでもあるパトリック・ビエラが監督を務めるクリスタル・パレスのホーム、セルハースト・パークに乗り込んだアーセナルであったが、クリスタル・パレスにゲームを支配され、前半16分には、フリーキックから、FWのジャン=フィリップ・マテタに頭で合わされて先制を許した。
その後も前半24分にはジョルダン・アイェウがアーセナルのディフェンダー2人を抜き去り、2点目を叩き込んだ。
後半にはアーセナルも反撃を試み、マルティン・ウーデゴールやエディ・エンケティアが決定機をつくったが、いずれも決めきれなかった。
74分には、ゴール内で倒されたザハがペナルティキックを決めて3-0としゲームを決めた。
このゲームでパレスは、2022年ホーム初勝利となり9位に浮上、一方のアーセナルは得失点差で5位に留まっている。