コロナウィルスの影響で3月から中断していたプレミアリーグ。ようやく再開が決まり、順調にいけば6月17日に再開する予定です。待ちに待った再開となりますが、問題が1つ。他国のリーグと同様に、無観客がその条件となってり、仕方がないとはいえ、多くのファンを失望させることになりました。特に30年ぶりの優勝を控えているリバプールはやるせない気持ちになっているサポーターが数多くいます。
TV放送ももちろん行われますが、そこで心配されているのが無観客の中でのスタジアムの雰囲気。通常であればプレミアリーグでは、ゲームが盛り上がるかどうかを心配する必要はありません。いつでも、どこで熱狂的なファンが、その雰囲気づくりを支えていたからです。しかし再開の条件は無観客。イギリスのDaily Mailによると、特に盛り上がりを心配するTV関係者が、驚くようなやり方で無観客の中での雰囲気作りを行うことが検討されているようです。
なんと実際の試合の中でテレビゲームのサウンドを活用すること。
世界中で人気のサッカーゲームであるFIFA20の中で使われている観客の歓声をTV中継で使うことを真剣にしているようです。まだ決定事項ではなく、クラブ側の承認がえられたら実施になる模様です。
未曾有の出来事のなかで、ゲームの観客音の活用以外にもさまざまな取り組みが検討、実施されています。ファンの画像を張り付けたボードをスタンドに置いたり、360°で見られるリプレイであったり、戦術カメラの活用であったりと。
コロナをきっかけに、様々な領域でライフスタイルの激変が起こっていますが、プレミアリーグもその例外ではないようです。