ブレントフォードが、昨年のヨーロッパ選手権において試合中に心臓発作を起こし、重体となった元スパーズ所属(前インテル所属)のクリスティアン・エリクセンのチームでの初ゴールなど含む4点を、昨年のチャンピオンズリーグ王者のチェルシーから奪い、まさかの大勝となった。
ブレントフォードがチェルシーを下すのは、1939年以来の83年ぶりとなる。
チェルシーのアントニオ・リュディガーが、後半48分にゴールから27メートルのスーパーゴールを決め先制を許したが、前半から優位にゲームを進め、何度がチャンスを作っていたブレントフォードは、チェルシーのゴールから2分後の後半50分に、ヴィタリー・ヤネルトが同点のゴールを上げ、後半54分にブライアン・ムベウモのクロスをうけたエリクセンが、ブレントフォードからきたアウェイサポーターの前で劇的な勝ち越しゴールを決めた。
その後、再びヤネルトのゴール続き、さらに途中出場のヨアネ・ウィサのゴールラッシュを締めくくった。
ブレントフォードは、勝ち点33となり、降格圏の18位のワトフォードから11ポイント差となり、今季のプレミアリーグ残留に大きく近づくこととなった。