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夏の移籍後、すぐにチームにフィットし、左サイドバックや、状況によっては左ウィングとしてコンスタントに出場機会を得ているトッテナム所属のセルヒオ・レギロン。英サッカーメディア 90minによると、レアルで出場機会を得ることがなかったレギロンが、いつかレアルに戻ることも視野に入れているという。

24歳のレギロンは、レアルの先発メンバーに入ることがかなわず、2,500万ポンドで、スパーズに加入した。ただし、レアルは2022年までにレギロンを買い戻すことができるオプションを持っている。

イングランドに来て以来、高い攻撃力と豊富な運動量でチームに貢献しているレギロンだが、スパーズファンの中には、レアルが32歳になるマルセロの後継者としてレギロンの買戻しをおこなうのではないかと心配しているものも多い。

実際レギロンも、90minによると、スペインメディアのASに対して、レアルへ戻ることを否定しなかったという。ただし、それは、レギロン自身の判断というよりも、レアルの判断によるのだろうことも認めたうえで、今は自分がやるべきことをやるだけだと語った。

実際、買戻しの噂は前から出てはいるが、その障壁になりそうなのは、現在のレアルの監督、ジネディーヌ・ジダンの存在である。

ジダンは、レギロンをまったくの戦力外とみていたようで、フェルランド・メンディを獲得したのも、それを明確に示したもので、実際、レギロンは夏の移籍に際して、ジダンと一言も会話しなかったことを告白している。

2022年までに状況の変化は起こるのだろうか?