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20/21シーズン、無敗を続けていたエバートンだが、フォワードのリシャルリソンがその前の試合でレッドカードを受け欠場となった前節のサウザンプトン戦でシーズン初黒星を喫した。

次の試合にむけ、監督カルロ・アンチェロッティが脱リシャルリソン依存にむけた決意を語った。

リシャルリソンが2018年にワトフォードから加入してきて以来、彼は今まで出場可能な全82試合中、6ゲームに欠場しているが、実はエバートンはその6ゲームすべて黒星に終わっている。

合わせて次節のニューキャッスルとの試合ではハメス・ロドリゲスとリュカ・ディニュもそれぞれケガと出場停止で欠場となる厳しい状況になっている。

リシャルリソンなしでの白星がないことに対して、アンチェロッティは、「記録のことは知っているよ。いかにリシャルリソンが私たちにとって重要な選手なのかということだが、一方で、その記録を破る時が来たってってことだとも思う。可能性は十分にあるんだ」と語っている。

「リシャルリソンは重要なプレイヤーだが、私たちにはさまざまな個性をもったいい選手がいて、彼の代わりは十分にできると思う。リシャルリソンやハメスやディニュがいないことであまり気をもみすぎてはいけないと思う。我々にはいい選手がたくさんいて、ベストを尽くせば彼らがいなくても勝てると思うよ」

エバートンは夏の移籍でフォワードのモイーズ・キーンをパリ・サンジェルマンにローンに出してしまっており、リシャルリソンの欠場で今シーズン絶好調のフォワード、キャルバート=ルーウィンへの期待が一層強くなっている。

ニューキャッスル戦では、今シーズンのエバートンの底力が試されることになる。