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国内リーグの移籍期限直前にトッテナムは、スウォンジー所属のウェールズ人ディフェンダー、ジョー・ロドンを獲得した。彼はトッテナムにどのような影響を与えるのか?英Skysportsは将来のトッププレイヤー候補として報じている。

ジョー・ロドンは、現在22歳、スパーズと2025年までの5年契約を結んでいるが、スカイスポーツでは、なぜ彼は特別な才能をもっていて、将来のスター候補なのかが紹介されている。

解説者のヒギンボザムは、「ディフェンダーは、いうまでもなくボールを止めて、ゴールを防がなければいけない。ロドンはクリーンシートで抑えることに貪欲で、自分自身を冷静に判断でき、ボールの扱いもうまい。特にいいなと思うのは、彼はディフェンスすること自体がすきなことだ。彼は間違いなくプレミアリーグで勝負できると思うよ。」と太鼓判を押している。

同じく解説者のヒンチクリフも、「若いセンターバックが現れると、過去の名選手と比較したくなるけど、ロドンの場合は、リオ・ファーディナンドやジョン・テリーを思い出させるね。彼には2人との共通点を感じるんだ。セントラルディフェンダーにとって重要なのはディフェンスすることが好きなことだと思う。もちろんディフェンダーならディフェンスするけど、守ることが好き、とはならないことも多いと思う。でも守り抜くんだって気持ちや自らシュートコースには入っていこうする強い意志であったり、相手チームがゴールすることを止めてやるんだって気持ちが大事なんだ。ロドンにはそういった気持ちを感じるんだよ。ボールがそこにあったら、彼は逃さず取りに行くってタイプだだね。」とヒギンボザム同様、ロドンを称賛している。

また「彼のショートパスのスキルはみんな知っていると思うけど、前所属のスウォンジーの監督のスティーブ・クーパーは、ロドンに対してロングパスのトレーニングをしていたんだ。ロドンはいつでも成長することに貪欲なんだね。また自分に対してすごく厳しいんだよ。これは素晴らしい素質だと思うよ。2月のプレストン戦だけど、彼は3か月ぶりに先発したんだけど、そんな長い間欠場していたとは思えないプレーっぶりで、その試合ベストの選手だったよ。にもかかわらず、ドレッシングルームで監督を引っ張ってきて、どうすればよくなるか?って聞くんだよ。すごいよね。でも彼は左右両方でうまくプレイできるんだよ。それを見ると当然多くのチームが彼に注目するよね。」とその賞賛は止まらない。

さらに「汎用性があるっていうのは、これから育てていこうと思う若手選手の場合、すべてのコーチが望むスキルなんだ。フィジカル面やテクニック面の話も大事だけど、積極的に改善していこうという意欲は、コーチにとって何よりも得難いゴールドのようなものなんだ。彼は9点とっても10点取るにはどうするかって思う選手だね。」

「汎用性やパスのスキル、肉体的、精神的な強さなどディフェンダーで必要なあらゆるスキルを持っている彼は、ここ数シーズンでトッププレイヤーになると思うよ。」

とものべ絶賛している。

トッテナム・ホットスパーズは、20/21シーズン夏の移籍で長年の課題であったハリー・ケーンのバックアッパーであったり、左右のサイドバックを獲得するかどかつてない積極的な補強が目立ったが、ディフェンスラインは、フェルトンゲンの移籍などうけて、選手層の薄さが懸念されていたポジションであった。

ロドンがプレイする機会も以外と早くめぐってくるかもしれない。

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