チェルシーは、イングランド代表の左サイドバックでレスター所属のベン・チルウェルを4,500万ポンドで獲得した。契約期間は5年となっている。20/21シーズンに向けて、アヤックスから獲得したハキム・ツィエク、RGライブツィヒから獲得したティモ・ヴェルナーに続く3人目の獲得となった
チルウェルは、レスターのアカデミー出身で23歳、2015年にトップチームデビューを果たし、レスターとの契約を2024年まで残していた。
チルウェルは、現在までレスターで123試合に出場、4ゴールを挙げていた。
レスターは、15/16シーズンの優勝以来、16年のカンテのチェルシーへの売却以来、毎年のごとく主力選手を売却しているが、財政的には収支は大幅に黒字になっており、結果再投資も可能になり、現在までのパフォーマンスも悪くない。いままで売却した
・カンテ
・ドリンクウォーター
・マフレズ
・マグワイアー
などすべての選手の獲得にかかったコストは2,410万ポンド、一方でそれらの選手の放出で獲得した移籍金合計は25,000万ポンド。その上で、19/20シーズンはアーセナルやトッテナムよりも上位でシーズンを終えており、非常に抜け目のないビジネスをし続けている。
移籍した各選手も、ドリンクウォーター以外は、チームで主力として活躍しており、win-winのビジネスとなっているのが大きな特徴でもある。