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フランク・ランパードの指揮に疑問符が出始めていると英紙Evening Standardが報じている。
20年10月21日現在で、5試合で勝ち点8ポイント、首位のエバートンとはすでに5ポイントの差がつけられているチェルシー。直前の試合でも格下サウザンプトン相手に、3点を先制していたにもかかわらず、結果3-3の打ち合いを演じることになってしまった。
ランパードが指揮を執るようになってから、43試合で63ゴールを相手に許しており、失点の多さが目立ち、批判の声も聞こえ始めてきた。ランパード自身、ディフェンスの改善は必要と認めつつも、その数字は時としてミスリードをさえるとも主張している。


「その数字のことは把握しているよ。でも一方で、僕らは、プレミアリーグでシュートを打たれた数が2番目に少ないんだよ。たしかマンチェスターシティーの下だったと思うよ」

「だから、僕らは、あまりシュートを打たれていないけど、敵にその少ないシュートチャンスを作られたらゴールを決められてしまうことが多いんだ」
「その辺を意識しながら、選手獲得も検討しているよ」
今シーズンの移籍市場で、クラブ史上最高額で獲得した正ゴールキーパーのケパがいるにもかかわらず、レギュラークラスのゴールキーパーのメンディーをネンヌから獲得しているが、このようなランパードの認識を反映したものなのかもしれない。