トッテナム監督アントニオ・コンテ「モンスター相手に、来シーズンの優勝は無理だろう」

昨夜のリバプール戦を1対1で引き分けたことで、今シーズン、トップ2に対し無敗で終えることになったトッテナムだが、トッテナムの監督であるアントニオ・コンテは、その差はまだまだ大きいと語った。

現在UEFAチャンピオンズリーグの出場権がかかるトップ4フィニッシュに向け、アーセナルと接戦を繰りひろげているトッテナムだが、以前、コンテ自身は、

「自分は、来シーズンもトップ4争いをしたいわけではなく、もっと上の争いをしたい」

と述べていたが、その一方で、すぐにトップ2との差は埋まらないことも認めている。

今シーズン、スパーズはシティに2勝し、リバプールと2分けとまずまずの結果で終えたが、リバプールとタイトル争いをするのにどれくらい時間がかかるかを問われ、

「我々は、チームに道筋をもたせ、土台を作り、その後、その土台を改善していく必要がある。」

「ユルゲンのもとでリバプールはそうしてきたし、7年間の間、素晴らしい仕事をして数多くの勝利を収めてきたよね。」

「彼は、見事に「モンスター」を作り上げたんだ。自分たちがやってきたことに満足すべきだろうね。」

「でも、そうするには、時間と忍耐以外にもいろんな事が必要なんだ。それも一歩づつ進めながら。」

「来シーズンにタイトルをとれるとは思えないよ。私は現実的だし、イングランドにはリバプールの他にも、シティやチェルシー、ユナイテッドのような、本当にに強いチームがいるからね。こんなモンスター達と渡り合うのは簡単なことじゃなよ。」

「（リバプールと引き分けたことに関しては）少し失望しているよ。選手たちもそうだと思うよ。私達が勝てるチャンスがあったからね。特にゲームの最後の時にね。」

「でも、良いパフォーマンスだったよ。選手たちには、しっかりディフェンスするように伝えていて、実際リバプールにチャンスを与えなかったと思うよ。」

「当時に、選手たちには勇気を持ってプレイするように伝えたんだ。リバプールは毎試合、強烈なプレスを掛けてくるけど、しっかり準備をすれば、プレッシャーをかわす方法もあって、攻撃のためのスペースを見つけて、。リバプールを追い詰めることができるからね。」

「実際、それがうまくできた時に得点のチャンスができていたよね。でも、結局引き分けはフェアな結果だったと思うよ。」

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