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マンチェスター・シティが今夏で契約が切れるマンU所属のポール・ポグバをフリーエージェントで獲得することを検討しており、ポグバ自身も、ライバルクラブへの移籍を前向きに検討しているという。英Guardian他、複数のメディアが報じている。

ポグバは、グアルディオラの元で働くことに興味をもっており、一方のグアルディオラもポグバを中盤の底で起用することを考えているという。

マンUとマンCは、ダービーでもファンや選手間で度々問題が起きるほどのライバル関係にあるため、禁断の移籍となるが、例がなかったわけではなく、最近ではカルロス・テベスのケースがある。

移籍をする場合、ポグバは減俸を受け入れることになるようだ。

シティは、シーズンが終了するまで正式なオファーを出すことができないが、ポグバに対し、4年契約と1年間の延長オプションを提示すると思われている。

元々ポグバは、ユナイテッドのユース出身でユベントスに移籍していたが、そのユベントスから2016年に当時のリーグ記録となる8,900万ポンドでユナイテッドに再加入していた。その後、期待されたほどのインパクトを残すことができず、6シーズンで154試合で29ゴールとなっている。

シティもシーズン終了後に、フェルナンジーニョが退団するため、穴埋めが必要な状況であったことと、ポグバレベルの選手をフリーで獲得できる機会でもあり、獲得に動いているようだ。


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ポグバ自身も現在のサラリーが、週給29万ポンド(日本円で470,000万円)の高額でもあり、彼を受け入れられるクラブの選択肢が限られている。現在は、PSGが獲得を検討しているといわれ、過去ではレアル・マドリードも狙っていたことがある。

シティは、合わせてアーリング・ハーランドの獲得もほぼ確定しているようで、Guardianによると、すでにドルトムントへの移籍金の支払いとハーランドとも契約条件に合意しているという。なお、ハーランドの父は、元々シティの選手でもあったが、当時ユナイテッドに所属していたロイ・キーンのタックルで大怪我を追って、選手生命を立たれた過去がある。