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新オーナー問題で揺れるシェルシーに、さらなる衝撃が襲うかもしれない。

復数のニュースメディアが報じるところでは、バルセロナがセサル・アスピリクエタ、アンドレアス・クリステンセン、アントニオ・リュディガーの3選手の22/23シーズン夏の移籍市場での獲得を目指しているという。

財政的な問題を抱えるバルセロナだが、現在チームの再建を進めており、その一環でディフェンスラインの強化を図っている。クリステンセンは、シーズン終了後に契約が切れるため、元々シェルシーからの移籍は確実視されているが、アスピリクエタは、今週1年間の契約延長を決めたばかりである。リュディガーもシーズン終了後にフリーエージェントとなるため、現在バルセロナとリュディガーの代理人が交渉を始めていると言われている

これらは、チェルシーのオーナー、アブラモビッチがウクライナ問題で制裁を受けており、現在、選手との契約交渉ができない状況下で起こっており。クラブの売却が完了しない限り、チェルシー側は身動きができなくなっている。

チェルシーとの契約延長をしたばかりで、現在32歳のアスピリクエタだが、バルサは彼に興味を持ち続けているようで、2年契約+1年の延長のオプションを提案しており、アスピリクエタ自身もスペインに帰ることに興味を持っているといわれている。

クリステンセンに関しては、前述のように比較的状況ははっきりしており、チェルシーとの契約交渉はすでに決裂しており、行き先は未定だが、すでに移籍が確実にとなってる。

リュディガーに関しては、彼自身まだ来季以降の動向を決めていないようで、すくなくとも新オーナーが決まるまで態度を保留すると思われている。リュディガーは、週給200,000ポンド(22年3月時点で、日本円にして3,200万円)+彼自身への契約金という、高額な要求をしているが、バルセロナ以外でもレアル・マドリーやパリ・サンジェルマン、ユベントスなど復数のクラブが興味を示している