「これ以上の幸せはないよ」
ユルゲン・クロップは、2-1の勝利で終わった第7節のウエストハム戦後、最大級の言葉でプレミアリーグのデビューを飾ったナサニエル・フィリップスをたたえた。英SkySportsによると元リバプールのジェイミー・キャラガーも、フィリップスをマンオブザマッチだったとして、ナサニエル・フィリップも次節のマンチェスターシティ戦の先発争いに加わることになるだろうと賛辞を惜しまなかった。
ナサニエル・フィリップスは現在23歳、フィリップスは3年前には勉強のためアメリカの大学に行く予定もあったと言われ、元々10月にはチャンピオンシップかドイツのブンデスリーガに移籍するか予定でチャンピオンズリーグの登録メンバーからも外れていたが、ファビーニョの負傷で急遽出番が回ってきた。結果ウエストハム戦では、その試合最高の9つのクリアを数えるなど上々のデビュー戦となった。
SkySportsがまとめたところでは、
・プレミアデビュー&シニアチームでは2試合目の出場
・9のクリア（そのうち6がヘディング）。この試合最多。
・6回のボール奪取
・2つのインターセプト
・1つのチャンス創出
となっている。
リバプールは火曜日にはチャンピオンズリーグのアタランタ線が控えている。その次にはマンチェスターシティとの大一番をむかえることになる。シティ戦でフィリップスの出番はあるのか？「チームにいる予定がなかった男」の今後の動向が注目される。