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現在プレミアリーグ内でボトム3の降格圏内にいるバーンリーだが、身売り話が進行中で、ここでは争奪戦が勃発しており人気ものになっている。

アメリカに拠点をおく金融グループのALKキャピタルと、エジプト人の食品業界の大物、Mohamed El Kashashyの資金援助を得た英国内のチェシャーに拠点を置くスポーツ弁護士のCris Farnelに率いられているグループとの争いになっている。買収規模は2億ポンド(日本円で270億円前後)とみられる。

Farnellは、いわくつきの人物で、元々クリスチアーノ・ロナウドやベルギー代表監督のロベルト・マルティネスとも取引があり、クラブ経営に興味をもっていたが、チャールトン・アスレチックの買収に絡み不正行為でイングランドフットボールリーグからペナルティを受けている。最終的にはペナルティはくすくつがえされて、現在では買収に関して、他のクラブと話すことが許されている。

バーンリーは経営状況がよいクラブとして知られており、収支のバランスがとられた経営がされているクラブである。また8年間にわたり監督のショーン・ダイチの元で順調な結果を残しつつ、インフラの改善など積極的に進めてきていた。しかし、昨シーズンのコロナ危機の前から、移籍資金や選手のサラリーの少なさにショーン・ダイチの不満が高まっていた状況でもある。

会長のマイク・ガーリックは倹約的なクラブ運営をし、ダイチも、近いエリアにいるマンチェスターユナイテッドやマンチェスターシティと比較してきわめて少ない予算で安定した結果をグランドでも残してきたが、コロナでスタジアムに人が呼べなくなったことで、外からの投資元をここ数か月の間探していた。

ガーリックはできるだけ早く買い手を見つけて、1月の移籍市場での予算をダイチに与えたいと考えているだろう。

というのも2億ボンドという買収額は、ここ数年安定したパフォーマンスを見せてきた「プレミアリーグのクラブ」としてのバーンリーに対する価格であり、降格しそうなクラブに対しての価格でないためだ。