リバプール、ベンフィカとクラブ史上最高額の140億円でヌニェスの獲得合意

ベンフィカ所属のダルウィン・ヌニェスのリバプールへの移籍問題だが、すでにヌニェス本人との条件面で合意していると報じられていたが、ベンフィカとも条件面で基本合意したようだ。

以前報じたように基本8,000万ユーロ＋オプション2,000万ユーロの総額1億ユーロ(日本円で約140億円程度）でまとまりそうだ。

これまでのリバプールの移籍金最高額は、ファン・ダイクを獲得した時には発生した7,500万ユーロだったが、ヌニェス獲得に関してマンチェスターユナイテッドの参戦も聞かれるなかで、早期決着を図るため、最高額を大幅に更新する額で強い意志を示すことになった。

ヌニェスの移籍が無事完了すれば、退団を希望しているサディオ・マネのバイエルン・ミュンヘンへの移籍も加速することになるだろう。

リバプールは、30歳になるマネに対して4,000万以上の値をつけており、2回目にあたるバイエルンからの3,000万ポンドのオファーを拒否しているが、交渉は継続中である。

ヌニェスは、2020年9月にアルメリアから2,400万ユーロで、ベンフィカに移籍して以来、85試合に出場、48ゴールを上げている。アルメリアは、今回の取引の利益総額の20％を受け取ることになる。

リバプールの復興を支えた、モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノも30歳となる中で、クロップも前線のリニューアルを進めており、一昨シーズンには25歳のディエゴ・ジョタを、昨シーズンは同じく25歳のルイス・ディアスを獲得しており、22歳のヌニェスを加えることで前線の強化と若返りが着実に進んでいる。

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