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チェルシーが、金銭面で「適正なオファー」であれば、昨シーズン巨額の移籍金で獲得したロメル・ルカクの移籍させる方向で調整が進んでいる。

昨シーズン、チェルシーのクラブ記録の9,750万ポンド(日本円で160億円程度)で古巣であったチェルシーに移籍したが、期待に沿うような活躍はできておらずチームの中で序列が大きく下がっており、本人も、直前に所属していた、こちらも古巣であるインテルへの移籍を熱望しており、チェルシー、インテル、ルカクの全員が移籍実現を希望するような状況になっている。

しかしながら、昨シーズンの巨額の移籍金とルカクのサラリーの問題もあり、簡単に移籍が実現する状況ではない。

すでにルカクの代理人が、インテルの関係者と接触を持っているが、現時点でインテル側は完全移籍で獲得する余裕はなく、ローンにしても、チェルシーはローンフィーとして2,500万もの破格の金額と、週給325,000ポンド(日本円で5,600万程度)と言われるルカクのサラリーの大部分の支払いを求めると思われている。

そもそも、昨シーズンに財政難で、ルカクをチェルシーに売却せざるえなかったインテルにとって、これらの要求を満たすことは非常に難しい。インテルは、ユベントスをフリーで退団したパウロ・ディバラの獲得に向かっているとも言われる一方で、トッテナムがバストーニとシュクリニアルを狙っており、シュクリニアルにはチェルシーからも関心を寄せられている。フォワードのロウタロ・マルティネスにもオファーが届いている状況で、主力の大量流出の可能性もある。

一方のチェルシーは、ルカクの代役として、マンチェスターシティからの退団を希望しているガブリエル・ジェズスをリストアップしている。ジェズスは、アーセナルとトッテナムも狙っている選手だが、獲得には最低でも4,500ポンドが必要と言われている。

その他、バイエルン・ミュンヘンのレバンドフスキやライプツィヒのクリストファー・エンクンク、シティのラヒーム・スターリング、フリーで獲得可能なバルセロナのウスマン・デンベレなどがリストアップされている。

また、フリーでアントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセンを失ったのに続いて、アスピリクエタや退団の意向を表明したアロンソなど、DF陣が大量にいなくなる可能性があり、DFの補強が急務となっている。ここには、セビージャのクンデやライプツィヒのバルディオル、ユベントスのデリフト、ビジャレアルのパウ・トーレス、アトレティコのヒメネスなどが候補に上がっている。

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プレミリーグ順位表

順位チーム名勝点得点失点
1マンチェスターC93382963992673
2リバプール92382882942668
3チェルシー743821116763343
4トッテナム713822511694029
5アーセナル693822313614813
6マンチェスターU583816101257570
7ウェストハム56381681460519
8レスター523814101462593
9ブライトン51381215114244-2
10ウルブス5138156173843-5
11ニューカッスル49381310154462-18
12クリスタル・パレス483811151250464
13ブレントフォード4638137184856-8
14アストン・ヴィラ4538136195254-2
15サウサンプトン4038913164367-24
16エバートン3938116214366-23
17リーズ3838911184279-37
18バーンリー3538714173453-19
19ワトフォード233865273477-43
20ノリッジ223857262384-61